編集のわっしーです。今年最初のブログ担当となりました。
遅くなってしまいましたが、新年あけましておめでとうございます!

1/1に加えて、先日1/22は旧暦のお正月(韓国では설날と呼びます)でした。新暦と旧暦、どちらの暦でも新年を迎えたということになりますね。

새해 복 많이 받으세요というあいさつもたくさん耳にしたことと思います。

ご存じの方も多いと思いますが、韓国では新暦の1月1日よりも설날を重視します。설날当日(1/22)とその前後1日が休日(공휴일)になり、2023年は韓国では1/21~24が連休期間になっていました(24日は振替休日)。

この時期、韓国在住の人と仕事のやりとりをするときは、この連休期間を把握することがとても重要です。

それに対して、1月1日はこの日だけは休日になるものの、特に前後に連休が設けられるわけではなく普通のお休みという扱いです。また日曜日にかぶった場合、振替休日が設けられません。

2023年の1月1日は日曜日だったため、日本の大晦日と元日は、韓国ではただの土日でしかなかったようです。これを聞いたとき、なんとも不思議な感覚になりました。

今年の1月1日に振替休日がなかったと聞いて、今まであまりよく知らなかった韓国の休日制度について少し調べてみました。

日本では、国民の祝日が日曜と重なった場合は次の平日が振替休日になることが定められていますが、韓国ではすべての休日に振替があるわけではないようです。

そもそも、韓国で振替休日の制度が導入されたのは2013年のことで、それまでは振替というもの自体がなかったとのこと。

振替の対象となる休日は法律の改正で徐々に拡大されているそうですが、小さい事業所では振替休日が認められない場合もあり、全国的な休日とはなっていないようです。労働環境に関わる問題で、現在も議論が続いているという状況になっています。

日本で暮らす中で振替休日を当たり前のことのように捉えていましたが、韓国ではこうした状況であるということを恥ずかしながら今回初めて知りました。

もっと勉強しなければ!と思ったお正月でした。