金曜担当のジョン夜ですが、とんそく子の投稿が遅れて金曜日アップになったため、土曜投稿に変更します。木曜日辛い物ばかり食べたせいか、胃腸が疲れ気味です。こんなときは辛子は避けて、和風の汁物がほしくなりますね。

HANAでは、私の前の職場の同僚(秋田出身女子)の影響で、冬に必ずだまっこ鍋パーティなるものを行っています。だまっことは、ご飯をつぶして丸めた団子状のものですが、きりたんぽを使うと、きりたんぽ鍋になります。最近では、都内のスーパーでは普通にきりたんぽを見かけますね。お酒を飲んで、みんなでダベりながら、だまっこを丸めるが楽しいのですが、市販のきりたんぽを使うと楽ではあります。

東京人の私が紹介するのも変ですが、市販の比内鶏スープに、鶏肉、ゴボウ、ネギ、マイタケ、糸コンニャク、そしてきりたんぽを入れて煮て、最後セリを入れるると鍋の完成です(比内鶏スープに味が付いている)。家庭によって多少の違いはあるのでしょうが、決められた具材以外のものを入れると、味が変わってしまいどうも具合が悪いようです。

先日、妻の実家にいって、そのきりたんぽ鍋のセリが好きだという話をしていたら、今、仙台でセリ鍋というものが流行っているとのこと。セリがメインの鍋だそうで、セリ好きのジョン夜には聞き捨てなりません。外国で、聞いた情報を元に日本の料理を作るという番組がありましたが、私も聞いた情報だけを頼りに、セリ鍋にチャレンジしてみました!

まず、セリといえば鶏だろう、ということで、トゥッペギにサラダ油を引き、鶏のモモ肉を炒めます。この時点で、すでに韓国式、邪道と言えなくはありません。でも焼きを入れない鶏をそのまま煮るのがどうも嫌なのです。五徳が汚いですが、男の「一人暮らし」ゆえ、ご理解を。

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ちなみに今回は、先日副編のブログでも紹介した『チゲ用土鍋つき らくらく韓国レシピ』の付録トゥッペギを利用。調理してそのまま食器として使え、再加熱も容易なので、1~2人暮らしにはうってつけ。この本、アマゾンだけで購入が可能で、本日の品切れ状態は月曜日解消される予定です。編集長、副編そろって自社商品を宣伝しようと必死です(汗)。

さて次に、比内鶏スープを投入。

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セリは根も入れるのが今回聞いた大きなポイント。ある程度煮込む必要がありそうなので、早めに投入します。つづいてネギも。

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最後にセリの茎と葉っぱを入れて、さっと煮たら完成! 材料は鶏肉とネギとセリだけ。ジョン夜流セリ鍋完成です。

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シメは、正月のあまりのトッククの餅(カレトック)を入れようかとも思いましたが、あえてソバで。

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どうでしょうか? 作った本人から見ても、これが鍋料理なのかという疑念がわき上がります。  。本場の仙台の方、遠慮ないご批判をいただければ幸いです。できたら正しいセリ鍋の作り方についてもコメントください!

味はというと……、素材とありものの調味料(比内鶏スープ)だけなので、それ以上まずくなる要素がありません。また、ハサミだけで作れるので、包丁を使いなれない人にもおすすめです。あ、比内鶏スープは「あべさんちのスープ」に限ると、上記の秋田美人が言っていました。