木々の緑が美しい季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?

アンニョンハセヨ? ねむです。
本日は弊社より5月1日に発売となりました『30短文で韓国語スピーキングレッスン』をご紹介します。

こちらは、スピーキングに重きを置いた練習BOOKです!

『30短文で韓国語スピーキング』

『30短文で韓国語スピーキング』

『hana』で大人気だったキム・スノク先生の連載(Vol. 24〜41)をまとめ、各Lessonごとに語彙や応用問題などを追加、新たに6Lessonを加筆し、また、音声も撮り直しました。

カバーと本文のイラストレーターはWacoさん。カバーでは「30短文」を聞いて音読している女子のとても素敵なイラストを描いてくださいました。色味を抑えたデザインとサンドベージュのカバーの色もおしゃれですごく気に入ってます。

ではちょっと中身を見てみましょう。
各Lessonの1ページ目は、30短文を一度聞いて、自分の理解度を試すために「ウオーミングアップ!」の問題を解きます。

『30短文で韓国語スピーキング』の中身

自分の理解度を試すために「ウオーミングアップ!」の問題

10短文ずつ見開きで韓国語と日本語訳、そして文法事項が書いてあるので、10短文ずつ学習できます。

『30短文で韓国語スピーキング』の中身

韓国語と日本語訳を10短文ずつ学習

最後のページに、各Lessonで使われた文型に基づいた「応用問題」と各レッスンの語彙が掲載されています。

『30短文で韓国語スピーキング』の中身

文型に基づいた「応用問題」と各レッスンの語彙

この本のアピールポイントの一つは、素晴らしい声優陣による音声収録です。各フレーズはもちろん、語彙も韓国語と日本語が収録されています。

ということでナレーションをご担当した皆さまを少しご紹介します。

韓国語ナレーション

イ・ミンジョンさん:さまざまな韓国語の学習書でナレーションをご担当。コリ文語学堂で韓国語講師として文法と会話のクラスも指導

うにょんさん:NHKラジオ ステップアップハングル講座、まいにちハングル講座ナレーション、さまざまな韓国語の学習書でナレーションをご担当。

シン・ウィスさん:NHK国際放送局アナウンサー、音楽プロデューサーとしてもご活躍。
NHK テレビ「ハングルッ!ナビ」スキット出演

日本語ナレーション

景山梨彩さん:声優として韓国原作のゲームのシナリオ出演、翻訳も手がける。ハングル検定1級、TOPIK6級取得

と、とても豪華な声優陣がナレーションを担当しています。とても聞きやすく、ナチュラルスピードで話されているので、学習教材として持ってこいです。会話のところは皆さん演技もしてくださっていて、聞いていて楽しい教材となっています。

少し音声を聞いてみましょう。

こちらは10短文の音声で、フレーズ間にシャドーイングできるように少し間を空けています。

こちらはウオーミングアップ!の30短文通しの音声であまり間を空けずテンポが良いです。

日本語訳の音声。韓国語に通訳トレーニングできるように間を空けています。

声優の皆さんの日韓両方の美しい吹き込みがあるため、韓国語音声を聞いて받아쓰기(書き取り)したり、日本語を聞いて韓国語に直す通訳トレーニング(通トレ)ができます!

『30短文で韓国語スピーキング』収録時の写真

『30短文で韓国語スピーキング』音声収録時の写真


皆さんとても和気あいあいと収録してくださいました。

また、うにょんさんと景山さんのTwitterでもご紹介していただきました。ありがとうございます!

『30短文で韓国語スピーキング』で韓国語音声を担当してくださった、うにょんさんのTwitterより

『30短文で韓国語スピーキング』で韓国語音声を担当してくださった、うにょんさんのTwitterより

『30短文で韓国語スピーキング』で日本語音声を担当してくださった、景山さんのTwitterより

『30短文で韓国語スピーキング』で日本語音声を担当してくださった、景山さんのTwitterより

またTwitterで、「『30短文で韓国語スピーキングレッスン』かわいい本…のようで、熱い体育会系のような中身です!」というありがたいツィートを拝見しました。

そうなんです、練習メニューになっているため何回も読んだり翻訳したり、反復練習できる内容になっているんです。

ですが時間が取れない、あるいは疲れちゃうから省エネでいきた時は、全てのメニューをこなさなくて大丈夫です!

「今は韓国語のフレーズを読むだけだけど、いつかは日本語を聞いて韓国語にできると良いな」のように、ご自分のレベルと時間的な余裕に合わせてご使用ください。

最後に、著者のキム・スノク先生からのメッセージです。

「話せる」とはどういうことでしょうか? スピーチのようにあらかじめ話したいことが決まっているなら、原稿を作って頭に入れておけばいいでしょう。ですが会話力を付けたいなら、言葉のやりとりの中で相手の考えを察し、応える練習が欠かせません。

それには会話によく使われる構文を覚え、語彙を増やし、さらにどのようなときにどの表現を使うのか慣れることが必要です。本書ではChapter 2、Chapter 3に学習者の皆さんの実体験に基づいた内容も取り入れて、会話の勘どころをつかめるよう例文を掲載しました。

聞いて繰り返すだけでなく、日本語を聞いてレスポンスし、A役・B役を入れ替えて演じてみましょう。本書が会話の瞬発力を付けるのに役立つことを願っています。

キム スノク

スピーキング力を鍛えたいという方は書店に行って(大型書店の方が置いてあると思います)、ぜひ手に取ってみてください。