東京では秋の長雨でしょうか、雨が降り続いていますがみなさん、アンニョンハセヨ? ねむです。

10月にブログの順番が回ってきたこともあり、今回はダラス郊外で経験したハロウィンについて書いてみたいと思います。(またもやアメリカのネタですみません…)

日本人も近年そうかもしれないですが、アメリカ人はイベント大好き。お金も豪快に使います。クリスマスなんかは買い物や準備まで含めて楽しむ最たるイベントですよね。あとは子どものお誕生日パーティーもさまざまで、家で開くパーティー、公園で開くパーティー、プールサイド(自宅や野外の)パーティー(おうちにプールのある家も割とありました)、どこかの会場を借りて開いてくれるパーティー、いろいろお呼ばれしました。

さて本題に戻りますと、ハロウィンが近づくと、ハロウィンの衣装や置物を売る限定ショップが開き、スーパーには色とりどりのカボチャが並び始め、お菓子コーナーにはハロウィン用の個包装の小さいお菓子がたくさん入ったどでかい袋が並び始めます。秋限定のシナモン味やパンプキン味などの期間限定のお菓子も並んで、カカシや黒猫などの可愛らしい置物も並びます。

ハロウィンを控えるアメリカのスーパーマーケット

ハロウィンが近づくとスーパーマーケットはハロウィン一色

ハロウィンを控えるアメリカのスーパーマーケット

外の売り場にはデコレーションのかぼちゃがずらっと並んでいます

Targetなどのスーパーに入っているスターバックスには秋限定の飲みものが販売され、もう気分は秋(テキサスはまだまだ暑いけど)。秋のデコレーションをした店内との相乗効果で、秋味の飲み物をついつい買ってしまいます。

学校では低学年だとカボチャのペイントの宿題で出て、ペイントしたカボチャを皆で見せ合ったり、PTAがハロウィンに合わせてお祭りのようなイベントを企画してくれる時もありました。

ハロウィン当日は、毎年、ハロウィンの時に特に人気の地区に行ってお菓子をもらっていました。なんでもその地区は、入居希望者にハロウィンに気合を入れる地域ですが大丈夫ですかと念を押すのだとか(飾り付けなどは強制ではないと聞きましたが…)

子どもたちは仮装して仲良しのお友達と、一軒一軒お菓子をもらって歩きます。

ハロウィンの仮装をする人たち

思い思いの仮装をします

ハロウィンのお菓子をもらう子どもたち

ハロウィンのお菓子をもらう子どもたち

玄関の前では主人が待ち構えてお菓子を配ったり、あるいはカボチャの形をしたバケツにお菓子を入れて、「一つずつ取ってね」と声をかけていました。

ハロウィンのお菓子をもらう子ども

家の主人も仮装してる時も多いです

途中、ポップコーンを作っているワゴンカーもあり、できたてホヤホヤのポップコーンをもらえました。(大人にもくれます!)
毎回食べきれないほどのお菓子をもらって帰宅しました(ちなみに全てが美味であるとは限りません^^;)。
そして自宅にも7時半くらいまでお菓子をもらいに子どもたちがやってきます。

コロナ禍のハロウィンはどうだったかというと、「See you next year!」と看板を掲げたお家もありましたし、至近距離にならないよう、非接触にするための仕掛け装置を作ってお菓子をくれるお家もありました。

滑り台式の装置でお菓子をもらう様子

滑り台式の装置でお菓子をくれました

遊び心がありますよね。

ハロウィンが終わると数日後にフォールバック(fall back)と言ってサマータイムが終わり、11月の第4木曜日にはサンクスギビング、12月にはクリスマス、と大人にとっても子どもにとっても楽しいイベントが続きます。

サンクスギビングデーはあまり馴染みがないと思うので由来を簡単に書きますと……1620年ごろ、イギリスからアメリカ大陸にやってきたピルグリム(清教徒)は飢饉で飢えてしまい、ネイティブアメリカンが食べ物を分け与え冬を越す知恵を授けて、彼らを助けてあげました。次の年には豊作になり、ピルグリムはネイティブアメリカンを招いて祝宴を催したそうです。これがサンクスギビングの由来となっているそうで、今日では秋の実りに感謝し、家族や大切な友人と集まり、七面鳥などのご馳走を食べて楽しく過ごす日となっています。

サンクスギビングパーティーの様子

キンダーガーテン(年長)の年のサンクスギビングのパーティー

ピルグリムに扮する子どもたち

子どもたちはピルグリムに扮しています。目線はお菓子に釘付けです

学校もサンクスギビングデーは1週間お休み、クリスマスホリデーも2週間以上休み、夏休みは2ヶ月半以上休み、春休みも1週間くらいありました。いいですよね…(子どもにとっては)。

サンクスギビングの次の日は1年で1番のビッグセールが始まるブラックフライデー、その後はクリスマスムード一直線! 誰もが浮き足立ってしまうような季節となります。

アメリカのイベントは日本よりお金を使ってしまう面があるのかもしれませんが、イベントを楽しんで人生をエンジョイしよう!という姿勢には学べる面もあり、とても楽しい日々でした。